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相羽 純一 氏監修のハーモニクス第一弾。
Corona58は野池や水路における、「バス釣りを純粋に楽しむ。」ということを目指し、開発がスタートしたショートベイトロッドです。
ハイプレッシャー化している野池では、薮や森など人が入らないような奥のポイントに藪漕ぎして入って行くことで有利となることがほとんどです。そんなときの取り回しがしやすい竿の長さとして、6フィート以下のショートロッドは圧倒的です。こうした野池奥地の条件に必ずつきまとう問題が、足場、体勢のわるさです。しかしながら木の下などオーバーハング下から顔を出してのキャストやフッキングをしなければならないような体勢的に不利な条件でも、柔らかいショートベイトロッドは有利です。
5.8ftという長さは、こうした姿勢などが限定される条件で、キャストとフッキングを繰り返して、一番効率がよい長さとして決定しました。こうした場所でのフッキングは特に難しいのですが、ティップからベリーまで竿の半分ほどを曲げ込むことでオーバーハングを気にすることなく、ベリーからバットの強さで魚を浮かせることが出来るようになりました。アングラー側がうかつに動けないような足場の場所でも、竿をバタバタ動かすことなくしっかりと、一定の力だけで魚を浮かせられる、ということを主体にパワー構造を考えているわけです。さらに嬉しいのは、この曲げた体勢のままでランディング時に竿を立てることができること。これで木々に囲まれた足場でもランディングしやすいというメリットが生まれます。ハーモニクスの特殊な素材構成と5.8ftというレングスの特徴といえるでしょう。
また、場所が変わってオープンウォーターの場合、そこがハイプレッシャーですと、シビアなテクニックを要求されます。正確なキャスト、他の人よりさらに細かいアクション、の二点において、このロッドは有効となります。
キャストの正確さに関しては、低弾性ティップに関わらずブレが極めて少ないことが関係してきます。元々ハーモニクス構造の特徴を純粋に表現しているこのロッドは、キャスト時にしっかりと小型ルアーのウェイトをティップからベリーに溜めて、スッと送り出してくれます。その際にバラバラに存在していた高弾性の表皮がティップと繋がり、ブレを極端に収束しながら意のままの方向へ固定して行くイメージです。
私は虫パターンを得意とし、虫を模した小型ルアーをよく使用します。虫パターンの時は、こうした虫ルアーをブッシュの際、杭のそば、小さなインレットなどに撃ちこんで、非常に細かいシェイキングで波紋が揺れるようにアクションさせなければなりません。Corona58は虫パターン攻略時の細かいシェイキング用としても抜群の使用感を誇るモデルです。
Model | Corona 58 LBC-HX |
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Code | 58LBC-HX |
Action | RF |
Length (ft) | 5'8" |
Folded Length (cm) | 146 |
Rear Grip Length (cm) | 19.5 |
Rod Wt. (g) | 146 |
Mono Line (lb ,MAX) | 14 |
PE (# ,MAX) | - |
Cast Wt. (g) | 4〜14 |
Price (¥ ,税別) | 53,000 |